June 26Day

絶望







「ん?何が?」


急に別の話をふられて少し驚いた。


「デートがさぁ・・・怖いつーかなんてゆうか・・・」


「なんか問題でもあるの?」


「問題てゆうか、俺桜田の前だとやけに緊張するんだよ」


「今まで告白だとかの話しか、した事ないからじゃない?」


「なんかそれとは別で・・・
桜田の前ではちゃんとしなきゃとか思うし・・・すごく胸が苦しくなるんだ」



ーーえ?

胸が苦しくなる?

嘘でしょ!?

それって・・・・・・






好きって事!?


そう思ったとたん
体中の血がひいていった
胸をナイフで刺されたような痛みが走った。


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