June 26Day



「へ・・・へぇ~。そぉなんだ」


平然をよそおったけど
心の中は目茶苦茶だった


潤が桜田さんを好きになっちゃったなんて・・・
信じられない・・・


「俺ちゃんとやれるかな?」


そう言う潤はすごく幸せそうで
またそれが傷ついた。


「平気じゃない・・・かな?冷静に行動すれば」


口が勝手に動いていた。
本当はもう質問を返せる余裕なんて無かった。

絶望を体に感じていた。


その時


ガラガラガラーー

教室のドアの開く音がして私達は振り返った。


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