透明な毎日だった。
僕は学校に行くようになった。

そして高校受験を成功させ、水澄が行きたかったという高校に今は通っている。

水澄と過ごした時間は、
例えるなら ''透明'' だった。
ただただ綺麗で、純粋で。

僕は今生きている。

生きる意味とかそんなのは考えずに。

ただ水澄と同じ時間を過ごすために。

僕は水澄の元気をもらったみたいに明るい性格になった。

本当に感謝している。

僕にどんなけ残してくれたんだよ。

バカ水澄。



ガクだけになった桜が青みがかった茜色の空を、まるで銀細工のように彩っていた。
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