いじめっ子には愛の鉄槌を
そして午後五時から淳太君が招集をかけた会議が行われる。
あたしのデートをぶっ潰すような会議だ。
晴哉さんには泣く泣く仕事が延びるかもしれないと連絡をした。
そして、今後はデートの予定を絶対に淳太君には言わないでおこうと思った。
淳太君にどきんとしている場合ではない。
意地悪な淳太君よりも、紳士で優しい晴哉さんといたほうが絶対に幸せになれるから。
そんなことばかり考えて会議に出ていた。