ミラートリック~キミの優しすぎる愛に溺れる~
人の痛みに敏感で在りたいと思うのに、鈍くなる。

傷付くとわかって居て、罪を犯す。

その罪も重ねていけば、何が罪だったのか?わからなくなってしまう。

始まりさえ、忘れてしまう。


『幸せなんて知らないから、幸せになれない』


昔、知り合いがそんなことを言っていた。


『だから___と一緒に居る時間が、あたしの幸せだと思うことにする』


そんなことを、キミが言うから・・・

あたしは、キミの幸せを必死に守ろうとしてる。

キミの笑顔だけは、壊したくない。

きっと今のキミは、深い海の底で必死に戦っているんだと思う。

もう少しだけ、待ってて・・・

すぐにあたしも、そこに行くから・・・

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