また会えるその日まで。2
はぁ。何で私は優君にあんなことを…。
コンコン。
「夢月?やっぱり会いたく無かったのか?」
「ちがう!あんなことをしたから、顔も見れない。」
「開けても良いか?」
「うん。」幸いここは多目的トイレ。近かったからそこに駆け込んだのだ。下も脱いでない。
ガチャ!
「夢月。ごめん。お前が高所恐怖症で暗いところも苦手なの知っててあんなことして。でも伝えたい事があるから怖くても我慢してほしい。ごめんな?出れるか?」
「ううん。でれるよ。」
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