Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[前編]完
福嶋くんがあたしをからかったり意地悪したりするのは日常茶飯事のことだ。
事あるごとに、ああたしの…/// その…/// に…23歳にして、けけけ経験のないことを引き合いに出してはからかってくる////
そんなとき決まって助けてくれるのが西崎さんだ。
西崎さんは、あたしと福嶋くんがケンカをするたびに間に入って仲裁してくれる。
あたしたちのケンカはほとんど小学生レベルのくだらないものばかりで兄弟げんかみたいなものだから、年上の西崎さんが仲裁に入るとしぜんと終息しちゃうんだよね。
福嶋くんもなぜか西崎さんにはたてつかないし。
「…まぁ村瀬がいなくなるのは痛手だけど。
そこはほら、ウチからの新店舗への開店祝いっつーかさ。
まぁ村瀬についてる常連客をガッツリごっそり持ってかれてもウチはそう簡単に傾いたりしねーよ。
なんたってウチの月間売上は全店舗中万年2位だからなっV(^0^)」
自慢げに2位とピースを巧く掛けながら
ガハハ、と豪快に笑う柏田さん。
万年2位って…
自慢していいものかどうか…
いや、普通に2位を維持し続けてること自体すごいことなんだけどね(笑)
――…って
ちょっと待って!
ふつうに流されるとこだったけど、
何か肝心なこと忘れてるよね?
あたし、店長の件、
みんなの前で思いきり断ったはずだよね?
なのに何で勝手に話が進んでるの――?