Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[前編]完
西崎さん。
店長として西崎さんのようにちゃんとお店を守る事ができたら…
そうしたら西崎さんは…
あたしのことを少しは認めてくれるかな?
見直してくれるかな――…?
涙で潤む瞳で西崎さんを見つめる。
優しい瞳。
穏やかな眼差しが自分に一心に注がれていて、急に胸が苦しくなった。
「…」
西崎さんに認められたい。褒められたい。
だけど。
それ以上に優っている想いが別にある。
「村瀬」
沈んだ顔でうつむくと、福嶋くんが優しく声をかけてきた。
「さっきフザけて言ったのは謝る」
「…」
あたしはゆっくりと顔をあげて福嶋くんを見つめる。
優しく語りかけてくれる福嶋くんの瞳はいつになくあたたかかった。
「せっかく好立地の新店舗を任せてもらえるんだぞ。こんなチャンス二度とないだろ?」
あたしは小さくうなずく。
「本音を言うと、俺も自分の力がどこまで通用するのか試してみたいし」
福嶋くん…