Eternal Triangle‐最上の上司×最上の部下‐[前編]完
『おーノブ。来てくれたんだな? 助かるよ』
テンガロンハットにアロハシャツ姿というかなり年老いた白ヒゲのじーさんが出てきた。
この人はこの海の家のオーナーで実はノブアキのひいじーさんなんだそうだ。
なんと御年(おんとし)80歳。
なんでも今日だけバイトの人手が足りないのでひ孫のノブアキに手伝いを頼んだんだそうだ。
『…で? なんで俺まで?』
駆り出される羽目に?
『だって隼人イケメンじゃん。いい客寄せになるし』
…パンダの役目かよ、俺は。
『それにじーちゃん…もう長く…うっ』
『じゃー俺帰るわ、無駄足だったし』
『えっ…ちょちょちょっ待てって』
何が?どこがヤバイんだよ?
さっき信じられないけどこの歳で現役サーファーだって自慢してたじゃねーか。
ノブアキの学芸会演技に付き合っていられなくて席を立つと、ガシッと肩をつかまれた。
『日当1万出そう!』
『1万?』
『+(プラス)水着美女のケー番、もしくはアドレス1人につき200円!
………………俺が買おう』