必然的な運命
製薬会社の最も重要な事業活動は研究開発。

私の父、山崎 巴衛(ヤマサキ トモエ)をリーダーとし研究を進めていた。

そのチームの中に柴田、河原、そして須田の面々がいた。

研究は病気に効果がある化合物を探索し新薬として販売できる可能性のあるものを見つける事。

研究オタクな父と、頭脳明晰な柴田さんのタックは圧感だったと言う。

まだ新人だった河原と須田はそこら辺の中堅に負けず劣らずで実力を発揮。

ただ一つ難点だったのが、2人は互いにライバル視していたため、よく言い合ってはその仲裁を柴田さんがしていたんだとか。
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