必然的な運命
「てか知ってる?新しくきた専務、イケメンらしいのよ」

「……へぇ〜 」

「もう!イケメンは目の保養なんだから!もっと興味もってよ〜 」

たった今、貴方の彼氏ができた話したんだけど。

噂好き、情報通、イケメンキラーの紗也はいつもこう言った情報は逐一報告してくれるのだけど。

あまり興味がないからいつもスルーしている。

「それがよ!その専務、新薬を開発する研究員だったらしいのよ。すごい大出世よね〜 」

その言葉には少しだけピクッと反応してしまった。
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