必然的な運命
はぁ… と盛大に溜息を付いて席を立ち奥の部屋へ。

出てきたかと思えば手には白い封筒が一枚。

デジャブ?

この光景、以前にもあったような。

何も言わずその手紙らしきものを私に渡してきた。

「これは?」

「山崎さんからの手紙」

「……読んで、いいの?」

手紙に視線を置いたま、無言で頷く。

言われるがままに私はその手紙を拝読した。
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