必然的な運命
「お前は俺と違って器用だから、な?」

ほんと減らず口が。

へし折ってやりたいが、それさえもめんどくさいから無視して下拵えと向かう。

「山崎さん、台所お借りします」

「おう。勝手に使ってくれ」

残りの面々は来るときから一杯引っ掛けてきてるから手伝う気なんて更々ない。

まっ、どっちにしろ俺が一番下だからこうなる事はわかっていたが。

前は確かたこ焼きパーティだったかな?

たこ焼き食う前にお酒でベロベロになるのは年配のおっさん特有だろうな。
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