必然的な運命
そう言って机の上に封筒の中身を広げた。

婚姻届と一枚の手紙。

婚姻届はきっちりの書かれており、あとは私の名前を書くのみになっている。

もう一つの手紙にはこう書かれていた。


_____須田くんへ

私には身寄りがないから万が一の際は、約束通り麻美の事を宜しくお願いします。

しっかり者だけど少し寂しがり屋さんだから。
須田くん、あとは頼んだ!

追伸、鍵は渡してあるよ〜!

___山崎より
< 36 / 264 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop