必然的な運命
「それから…. それは、なんだ?」

それ、って何よ?

目線の先的にはスーパーの袋の事を言っているのだろうか?

「食材、ですけど?」

「そんなのは見てわかる。足だよ、その足はどうしたんだ」

ふと自分の足を見ると、今朝怪我した膝の絆創膏が取れかかっていた。

「ぁあ、これは今朝電車のホームで転けたんですよ。あんなに満員電車とは思ってなくて……

「来いっ__
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