御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
「読み誤りというか、状況の変化があって当たり前だ。それで津川は、この株、手放したほうがいいと思うか?」
「いえ。もう底をつくはずです。また必ず上がってきますので、むしろ買いかと」
「そうか。それじゃ追加で注文を出す。そのタイミングは津川に任せる。万が一上がってこなかったとしても、他でリスクを回避しろ」
下落しているのにまだ買うんだ……。
素人の私には理解できない世界だけど、この人たちが言うなら間違いない気がしてしまう。
それに、津川さんが淳也さんを信頼しているように、淳也さんも津川さんのことを信頼していることがよくわかった。
「それじゃあ、次」
淳也さんが次のリーダーに話を振ったところで、会議室をあとにした。
「社長、か……」
淳也さんなら十分やれると思う。
もう離れないと決めた私は、彼にふさわしいと認められるように頑張るしかない。
「よし」
私は気合を入れなおし、自分のデスクに向かった。
「いえ。もう底をつくはずです。また必ず上がってきますので、むしろ買いかと」
「そうか。それじゃ追加で注文を出す。そのタイミングは津川に任せる。万が一上がってこなかったとしても、他でリスクを回避しろ」
下落しているのにまだ買うんだ……。
素人の私には理解できない世界だけど、この人たちが言うなら間違いない気がしてしまう。
それに、津川さんが淳也さんを信頼しているように、淳也さんも津川さんのことを信頼していることがよくわかった。
「それじゃあ、次」
淳也さんが次のリーダーに話を振ったところで、会議室をあとにした。
「社長、か……」
淳也さんなら十分やれると思う。
もう離れないと決めた私は、彼にふさわしいと認められるように頑張るしかない。
「よし」
私は気合を入れなおし、自分のデスクに向かった。