放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
ゴチャゴチャだった頭の中が真っ白になる。
ち、近い・・・!顔が近すぎる・・・!!
行き場のない手が私の目の前でどうすればいいか戸惑っている。
こ、こういうのって普通は首に回すんだよね・・・?そんな勇気私にはない・・・!ていうか恥ずかしすぎるよ~。
だけど以外にもお姫様だっこは揺れる。それもそうか。走っているのだから。
「(つ、つかませてもらいます)」
戸惑いながら、彼の体操着を小さくギュッと掴んだ。