放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
-葉月健人side-
「あれ、大地は」
風呂から上がって、狭い部屋にいたのはたった一人。
「相川んとこ、だと思う」
「なるほど」
どっちかが呼び出したんだろう。
まあ、恐らく大地からだろうけど。
テレビから流れる見たことのないCMを見ながら、勝手に推測を立てる。
「なー」
「んー」
「大地と相川って、絶対両想いだよな」
「・・・さあ」
さあ、って何だよ。さあ、って。