放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
「楽しかったし、いい勉強になったよね」
「うん。こんな決められた毎日の中で勉強するよりも、ずっと」
おばあちゃんの涙を、話を、きっと私は一生忘れないし。忘れてはいけないと思った。
「でさ、美空」
「ん?」
「修学旅行で、日向大地と何かあったの?」
その言葉に飲んでいた抹茶オレを噴出しそうになる。
あ、危ない・・・。
「やっぱり何かあったのね。吐きなさい」
「うっ」