放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。
いつもと様子が違うような違わないような。疑問に思い、ジッと美空を見つめると、ニコッと微笑むだけ。
まあ、何かあったら相談してくるか・・・。
「席戻るね」
自称進学校では、あたしのように専門学校に進む人は少なく、大半の人が大学に進学する。
そのため模試の返却により、先程まで盛り上がっていたクラスも一気に沈滞な雰囲気を漂わせていた。
そんなクラスを見渡すが、何もすることがなくただ、既に記入済みの再生利用紙を見つめていた。