哀姫―アイヒメ―II
紅羽side
き、き、キモいよぉー!!!!
ただ今、男2人に両端を挟まれながら、人気のない海岸へやって来たところです。
それにしても、
この人たち、ニヤニヤしすぎ!
キモい!
「さて、人気のない所へ着いたところだし。...ヤろうぜ?」
男達は私に言ってきた。
『そうだね。殺ろっか?』
ブワッ
私は殺気を出しながら言った。
「...!?お前、やるの意味がちげーぞ!!?しかもその殺気なんだよ!?」
やるの意味が違う?
『勘違いしたのそっちじゃんか。...これをすれば私が誰が分かるかしら?』
私は、言葉遣いを変え、念のためとバックの中に用意しておいた、ウィッグを被った。
「その赤い髪...!!!」
「最近噂の!」
『そう、私こそアイヒメよ。«アイ»をどう捉えているのかは知らないけれどね。』
私的には、哀しいという字の哀姫だけど。
「別名、紅の姫とも呼ばれてるあの最強の女じゃねーか!」
「...っ。...しょ、所詮こいつも女だろ?俺らには勝てねーよ。」
『どうかしら?
さぁ、始めましょ?
紅の歌と共に、成敗を。』