哀姫―アイヒメ―II
百優side
一人残された私は暫く呆然として動けなかった。
紅羽が助けてくれた?
私が男子恐怖症だって分かったから?
わざわざ、自分から誘って私を逃がそうとしてくれたの?
百「っ...!紅羽のバカっ!」
お人好し...なのよ!!
紅羽だって嫌だろうになんで!!
とにかく、早く夏月達に知らせなきゃ。
早く、早く。
紅羽を助けなくちゃ。
私は、急いで夏月達の元へ走りだした。
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