[実話]16歳〜私の生きた道〜
≪俺も楽しかったよ。ありがとう。優も気をつけてね。時間あるときにまたメールするよ。≫
うれしかった…
もう会えないと思ったのに
ホッとした…
よかった。また会えるかもしれない。
我慢していた涙がぽろぽろこぼれ落ちた。
その涙には、悲しみや淋しさではなく、
うれしさと幸せが入っていた。
冷たく悲しい涙ではく、あたたかい涙。
あたたかい涙なんて、はじめて流した。
あたたかい涙って、あたたかくて気持ちいいものなんだ…。
知らなかったな…。
今日こんなにたくさんのはじめてを感じさせてくれた健さんは、
次会うときも、はじめての何かを感じさせてくれるのかな?
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