[実話]16歳〜私の生きた道〜
グシャッ…!
黙らないなら黙らせればいい。
相手の髪を掴んで、机の角に打ちつけた…。
悲鳴が聞こえるけど、私の手は何度も何度も同じ動作を繰り返す…。
みるみるうちに相手の顔は、血で真っ赤になる。
ガンガン机にぶつける度に血飛沫が顔に飛んでくる。
「誰が汚いって? もう一回言ってみなよ。ほら早く」
「がっ………いだい"い"…だだずげでぇ……」
「ふざけるなよ。ちゃんと喋れ」
騒ぎを聞きつけた教師がやって来る。
飛び散った血液…。
悲鳴…。
怒鳴る声…。
私は、甲高(かんだか)く笑いながら相手を壊し続けた。

汚い…?
そんなの一番
私が分かってるよ

汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い

あぁむかつく…。
そうだ死んでしまえばいい。
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