それでも前を向く。

「...」
呼吸が辛い、目の前が白く霞んできて眠くなってくる。

短い吐息を吐き出しながら棚へと凭れると、目を瞑った。

「...ーー...!...!!」

遠くから聞こえてくる兄の声。
帰ってきたんだ、なんて思いながら最後、もう一度チョコレートへとかぶりついた。

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