気まぐれ男子にご注意ください!
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「でねでねっ、こんなことがあったの〜!」
「ふぅん…」
時は流れて昼休み。
「お昼忘れた〜ぁ」なんて言いながら制服の裾を少し引っ張るしーちゃんの可愛さに悶えながらやってきたのは食堂。
三限目の現文の授業での神田くんのお話をしーちゃんにしている最中だ。
「神田がねぇ…意外」
「だよね!?意外だよね!?」
私の食いつきが異常だったのか、ちょっと顎を引いて嫌そうな顔をするしーちゃん。
美人ってどんな顔しても最高だよね。
大好きだよしーちゃん。
「正直…今まで絶対ないと思ってたけど…、もしかしたらちょっとはあるかもね」
「あるってなにが!?」
「はおが神田くんと付き合える可能性」
私が神田くんと…付き合える…可能性…!?
「ほんとに!?!」
「知らないけど…、あの他人に興味なさそうな神田がそこまであんたのことしってるならゼロではないかなって思っただけ!」