気まぐれ男子にご注意ください!
またどうせ返事は来ないだろうと思って、次になにを話そうか考えていると、
「別に」
突然私の大好きな甘いのに冷たい声がそういったけど、
ほんとに突然すぎてなにに対しての別になのか瞬時に理解できない。
たしか…授業中の居眠りの話をしてた気が…。
「それに、お前だって寝てないじゃん」
「え…?」
お前だって…寝てないじゃん…?
それは、居眠りをしてないってことだよね?
たしかに、神田くんの隣の席になってから、授業中は全く居眠りしなくなったけど…。
私が起きてようが寝てようが、神田くんにはなにも思われてないと思ってた。
気付いてもいないし気にしてもいないと思ってた。
少なくとも、私が寝てるか寝てないかくらいは気にしてるってことでしょうか神田くん!?
そういうことだよね!?
どうしよう……嬉しい!!!!
「神田くんって…意外と私に興味あったりする?」
「は?」
「ですよねー…」
ちょっぴり調子に乗ってしまったのは許してほしい。
あの他人に興味なさそうな気まぐれ男子神田くんが、私の名前覚えてて、私が授業中寝てないこともしってるから、もしかして…なんて思ってしまった。
でも、そんなことあるわけありませんでした!!