気まぐれ男子にご注意ください!






「しぃちゃぁぁあ〜〜〜!!!」



「ちょっと!朝からやめてよ!あつっい!!」






朝一番、しーちゃんの胸に飛び込んだ私は秒速でしーちゃんによって引き離された。

親愛なるしーちゃんは今日も今日とて氷点下です。


ん…?氷点下なのに暑いっておかしいくない?

永久凍土溶けちゃうから暑いとだめなのか。

しーちゃんにとって地球温暖化は天敵だね。






「そんなバカなこと考えてないで、なに?なんかあったんでしょ?」





そして今日も今日とて、私の考えていることはしーちゃんにはバレバレみたいだ。






「さっすがしーちゃんだね!だいすきだよ!」






すぐ私に何かあったことが分かるなんて、なんだかんだ言ってしーちゃんも私のこと好きなのはバレてるんだぞ〜!

今日こそは、いつも照れちゃうしーちゃんも、私に愛の言葉を囁いてくれるはずだよね。




「…はあ」


「え!?ちょっと親友の告白にため息!?」


「早く話さないなら聞かないわよ」


「えええ話す話す!すぐさまお話しさせていただきます!」




しーちゃんが私に愛の言葉を囁いてくれることはありませんでした。


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