気まぐれ男子にご注意ください!



要件が終わったら神田くんはさっさと自分の席に行ってしまった。


でも今回ばかりは、これ以上神田くんがあんなに近くにいたら生命の危機だったから助かった…。

それにしても神田くんっていい匂いするなぁ…。

柔軟剤なのかな?香水かな?





「妄想中に悪いんだけどさ、今日なんかあるの?」


「…え?」


「いや、雅人がさっきなんか言ってなかった?」


「言ってた…」


「え?なんのことかわからないのに分かったってことにしちゃったの?」


「しちゃったかも…」





私が今更アタフタしていると、今までスマホから片時も目を離さなかったしーちゃんがはあっといつものようにため息を吐く。

やっぱり美男美女ってため息吐いてても美しいんだなぁ…。

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