気まぐれ男子にご注意ください!
視聴覚室のドアはちょっと立て付けが悪くて、神田くんが引っ張るとギィーっと嫌な音をたてた。
そのままスタスタスタスタ迷わず進んで行って、窓際の席に座った神田くん。
私も恐る恐る続いて神田くんの隣に座った。
「あっ、雅人〜」
すると、前に立っていたうろ覚えだけどたぶん委員長が神田くんの名前を呼ぶ。
ずるい…。私も名前で呼びたい!
って思うけど、実行に移せないのは仕方ない。
「あぁ、秦野。なに?」
「今日はこれやるんだってよ〜」
そう言って秦野くんと呼ばれていたじんぶつが神田くんに渡したのはプリントの束。
ざっとみたところ…500枚以上はありそう。