いじめっ子には愛の鎖を





だけど……怖い。

すごく痛かったし、痛みの記憶しかない。





怯えるあたしに、



「大丈夫だ」



そっと淳太君は告げる。




「桃華のこと、すげぇ大切だから。

だから、無理なら言え。俺は桃華が……」



「無理じゃない」




あたしは淳太君に告げていた。




「あたしは、淳太君のものになりたい」


< 126 / 235 >

この作品をシェア

pagetop