いじめっ子には愛の鎖を





なにが心強い、だ。

下手したらデートじゃん!

そんなことばかり考えてしまうあたしは、醜い女だ。

だけど、それほどまでに小林さんを警戒してしまう。

そして、嫉妬でいっぱいになる。





昨日淳太君が優しく抱きしめてくれたから分かってしまった。

かつてはこの優しさが小林さんのためのものであったことを。

あたししか知らないでいたいのに、あたしだけのものであって欲しいのに。


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