いじめっ子には愛の鎖を
オフィスに戻ってももやもやは続いた。
先に帰っていた淳太君と小林さんが楽しそうに話をしている。
まるで、あたしに聞かせているかのように。
「明日は材料メーカーのところに行かないといけないな」
「そうね。淳太は久しぶりの外回りだもんね」
「営業はすげぇよな。
俺、外回りしんどいから嫌なんだよな」
「何言ってるの。
結局はバリバリ対応出来るくせに。
それに明日の外回りは、あたしもついてくわ」
「あぁ、心強い」