いじめっ子には愛の鎖を





淳太君はやっとあたしの身体を離し、スマートフォンを投げるように渡す。

慌てて受け取ったあたしは、恨めしそうに淳太君を見上げた。





「……何してんの?」



「何って、のび華の両親に電話だろ」




淳太君は涼しい顔で言う。

そんなことは聞かなくても分かる。

あたしが聞きたいことは、



「土曜日にうちに来て、何をするの?」



ということだ。

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