いじめっ子には愛の鎖を
昨日はあんなに幸せだったのに、今日のあたしはどん底に堕ちている。
醜い嫉妬で歪んでしまい、皮肉しか言えない。
そんなあたしを淳太君は嘲笑うかと思った。
またのび華が心にも思っていないことを言っているなんて。
だけど、
「そんなこと言うなよ」
淳太君は悲しそうにあたしに身体を寄せ、手を握る。
その大きい手に指を絡めるも、やっぱり嫉妬が沸き起こってきて、あたしは黙って俯いていた。