いじめっ子には愛の鎖を
「俺はお前が離れていくと思うと、狂いそうだ」
「嘘でしょ。チャラ男のでまかせでしょ」
「それならそうと、勝手に思ってろ」
その投げやりな言葉にイラつく。
どんな言葉を吐いて痛めつけてやろうなんて考えるあたしに、淳太君は静かに告げる。
「美智香はもう、仕事上のパートナー以上には見られない。
お前がまんまとあいつの挑発に乗って、一日中イラついているのも分かる」
「何、その言い方。
分かっているなら、せめてランチくらい断ってよ。
元カノに隣で言いたい放題言われるあたしの身にもなって!」
「仕方ねぇじゃん、仕事だから。
お前だって、赤木のおっさんに言われ放題じゃねぇか!」