いじめっ子には愛の鎖を






「だけど、君はなんで彼氏と上手くいかないのだ?」




そう聞かれて、話しても赤木さんまで傷つけるだけだと分かっているのに、あたしは赤木さんに告げていた。




「あらゆる面で、元カノに負けてしまうんです」




言葉にすると、たまっていたものが堰を切って流れ出てきた。





「元カノは綺麗だし、スタイルもいいし、性格もいいんです。

あたしの前で、二人でいちゃいちゃされて……

彼女はあたしなのに、まるで元カノが彼女みたいで……」



「悔しいね。……それはすごく悔しいね」


< 174 / 235 >

この作品をシェア

pagetop