いじめっ子には愛の鎖を
「ちっ……ちょっと待て!
帰るって今井君、君は何をしているんだ!?」
慌てる赤木さんを淳太君は見た。
そして、静かに告げる。
「桃華は俺の彼女です」
赤木さんはぽかーんと淳太君を見ていた。
まるで、狐につままれたように。
そして、あたしの鼓動は最高潮に達する。
淳太君、何言ってるの?
営業部に飛ばされちゃうよ?
それか本当に営業部に行きたいの?
……小林さんのもとに!!
「すみません、色々ご迷惑をおかけして」
そう告げた淳太君から視線をあたしに移す赤木さん。
そして、震える声で聞いた。
「……本当なのか?」