いじめっ子には愛の鎖を
淳太君はタクシーを拾い、あたしの背中を抱いて乗りこむ。
そして、行き先を告げた。
流れ行くネオン街を見て、寒さに震えながらも幸せを感じていた。
淳太君が助けてくれて、本当に嬉しかった。
やっぱり淳太君しかいないと思った。
ちらりと淳太君の横顔を盗み見る。
ネオンに照らされるその横顔は、いつものように知的で不敵で、そして色気すらあって。
こうやって、淳太君の隣にいられると思うと顔がにやけてくるのだった。