いつかまた。【完】



「失礼、私だってごく稀に笑うよ」



「そっか、お前は笑ってるとさらに可愛いな」



そう言って私の頭を撫でる




頭を撫でられたことのなかった私は固まってしまった




「そうだな…お前、高校生?」



「まぁそうだね」



「ちゃんと学校行ってるか?」




「私、ヤンチャだから行ってない」



「不良だな、普段なにやってるんだよ」



< 40 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop