いつかまた。【完】
「ねぇ、写真撮らない?」
「お〜いいな!」
そして私達は何百枚もの写真を撮った
「アハハッ、この拓の顔変」
「そんな事ねーし、これなんかミカどこ見てるんだよ」
そんな事を言い合ってると、いつの間にか鼻と鼻が触れ合うぐらい顔が近かった
「なぁ、キス…してい?」
そんな目で見ないでよ
もっと大好きになってしまうから…
「ぅん…。いいよ」
私がそう言うと少しずつ近づいてくる拓の顔
普通なら目を閉じる所なのだけど、私は薄目を開けたままだった