笑わないシンデレラ
澄んだなような綺麗な声---


ドアの前に立っていたのは、パジャマ姿の早瀬だった。


「早瀬…。」

「どうしたの?って、お母さん⁉︎
なんで泣いてるの⁉︎」


急に俺からお母さんへと目線を変更する早瀬。

泣いているお母さんを見て、目を見開いてる。


確実に変わりはじめている彼女。
梨花とも仲直りさせてやりたい。
俺は早瀬が好きだから。
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