◇◆お姫様のティアラ◆◇
歩いてすぐにたーちの家についた。
チャイムを押すとたーちが出てきて思わず抱き着いた。
「うおっ!?
つか何でお前らまで?」
「カップル滅亡作戦!」
「本当は天愛羅のオモリ。」
んなっ!?
聞き捨てならないぞ!
「蛍!オモリって………、」
「そっか、サンキュー!」
ちょい、ちょい。
納得しないで下さいよ!
「大壱!俺ついでに前貸したソフト返してもらい来たんだけど、」
「おうおう。忘れてたぜ!
とりま入れば?」
ギィッと錆びた音をたててたーちの家のドアが開いた。
中は一応綺麗にしてあるみたい。
「水とお茶とコーラ、どれ?」
「「コーラ!」」
被ったねはもち、私とかみちゃん。
「かみちゃん!真似しないでよ!」
「あぁ?天がパクッたんだろー?」
「てかお前らいつの間にか仲良くなってんだよ?」
いやん!たーち、ヤキモチ?