ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
それより俺、今どさくさに紛れて“由宇さん”って呼んじゃった。




本人前にして苗字で呼ぶように気をつけていたんだけど、それはまぁ…いっか。




今から由宇さんて呼ばせてもらえばいいことだよな。


うん、そうだ。“遠藤さん”なんて呼び方してたらいつまで経っても近付けないもんな。






「俺が由宇さんを最高の女にしてあげるよ!!」





ポカンとしたまま動かない由宇さんに高らかに宣言した。




文句のいいようのない素敵な人なんだって、俺が皆に証明してやる!




そして願わくば、俺の事、好きになってくれるような最高の女になって?



そんな気持ちで一杯だった。










『…結構です』





拒否した言葉をシカトしてまた帰りに迎えに行くと告げて屋上を後にした。






まずは、マサに電話だな。



今日の夜、由宇さん連れてくから、髪型を、1本に縛れないような長さにしてくれと頼んでそれから……




仕事に戻りながら、由宇さんに逃げられないように、今日の夜の事を綿密に考えていった。















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