ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
順調に模試の結果も上がり、志望大学の判定も合格圏内の秋。



突然マサが大学進学を辞めると言い出したのには驚いたけど。




『美容師になりたいんだ。だから大学じゃなくて専門学校に行く。』




何の目的もなくとりあえず大学へ行こうとしてた俺に夢を見つけたマサがとても格好よく見えた。




「俺が客第一号になってやるから、腕みがけよ!」




ケラケラ笑いながら俺は客じゃなくて練習台にするつもりだと笑ったマサ。




散々世話になってるし、それでもいいって思ってた事は言わないで、笑いながら抗っておいた。




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