ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
由宇さんがどんな人だったかなんてあの保健室での会話だけじゃわかるわけもなかったのに。




それなのに勝手に俺の中で由宇さんの理想像をつくりあげてた。



誘うような目で俺を…
男を見る人じゃないって勝手に思ってて、

今こうして俺を見つめてくる“ゆう”さんに落胆してるなんてさ。





そんな考えに気付いてしまった俺は自然と自嘲気味な笑みを浮かべてた。





それをいまここに実在する“ゆう”さんが良い方へと受け取ってたなんて知らない。






気付いたのは飲み会もお開きを迎えた後。

各自次はどこへ行くか相談している中、

一人抜け出す様に早々に店を出たところで“ゆう”さんに声をかけられた時だった。




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