春はすぐそこ。

「あちぃな。」

「夏だし。」

「なぁ。」

「なに。」


黒い塊と無言で戦っている中で、始まった会話

「俺がお前のことここまでハマってる理由教えてやるよ。」

「なんで上からな発言なの。そしてそんな理由ききたくない。」

「まぁ聞けよ。」

「………。」

どうせ止めても話すんだろう。

黙って聞くことにした
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