Lion Heart

「びっくりした。おはよう、来るの早いね」

「今日はなんとなく早く来た」

部室の鍵を開けようとした時、
視界の隅であの男の人が通り過ぎるのが見え、思わず目で後を追う。

「転校生か」

「えっどうして知ってるの? 」

「知らないけど、私服だから
そうかなって」

私は納得して、途中まで回していた鍵をひねりドアを開けた。
< 8 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop