この結婚断固反対です‼︎
『とりあえず、一緒に住めばいいんだろ?お互い干渉しなければ特に問題ない』
『そんな、初対面で一緒になんて住めないです。あなたの事何も知らないのに!』
その問いだけチラッと本条さんはこちらを見た。
しかし、何か言葉を発することなくまたパソコンに向かった。
とりあえずやることもなくどうしていいかわからずにいる私に、
「何をしてる?自分の部屋に荷物片付けろよ」
こちらを見ることもなく言われたその言葉にイライラしたが、大人しく従った。
早くこの人と一緒の空間から出てしまいたかった。
与えられた部屋は、実家の自分の部屋より広く綺麗だった。12畳ほどあるのだろうその部屋は、大きなセミダブルのベッドに、テレビボードの上にテレビもあり、仕事用のデスクにノートパソコンまであった。
クローゼットの中には何故か、何枚かのドレスやワンピースが掛けられていた。
