冷たい彼に恋をしました。。
「何やってんだよ、触んな‼陽菜は、俺の女だ。お前なんて昔の女のとこ帰ってろ」




廉くん、先輩だから相手。


「先輩、ごめんなさい。私もう……「俺、陽菜が好きだ」



えっ…………?彩未は?



「先輩、彩未は?」


「彩未に背中を押された。


俺は、陽菜が好きだ。



もう絶対離さない」


私は先輩に抱き締められた。


止めに入る廉くんの必死な顔で、我に変える。



「先輩、私先輩が好きです。


けど、もっと大切な子がいるの。その子の涙は見たくない。


それに、私…廉くんが好きになりました。



ごめんなさい。」


嘘偽りなんてない。



「好きになってくれてありがとう。」



私は冷たいと言われてる先輩に、恋をした。



チャラチャラしてなくて、どんな告白も受け入れない先輩。


常に人に厳しくて、そんな冷たい先輩に恋をしました。


先輩と少しでも、付き合えて幸せだった。



だけど、気持ち受け取れなかった。



< 54 / 60 >

この作品をシェア

pagetop